連句入門 第2回
~句の種類~
連句の中の句は、大きく分けて、以下の2種類に分かれます。
季句(きく)
雑の句(ぞうのく)
季句とは季語を詠み込んだ句のことで、雑の句とは季語のない句のことです。
俳句の季語には「春」「夏」「秋」「冬」「新年」がありますが、連句では「新年」以外の季節が、さらに4つに分類されています。たとえば「春」は「初春」「仲春」「晩春」に分けられ、その3つにまたがるものを「三春」といいます。同様に「夏」は「初夏」「仲夏」「晩夏」「三夏」、「秋」は「初秋」「仲秋」「晩秋」「三秋」、「冬」は「初冬」「仲冬」「晩冬」「三冬」に分類されます。
暦との対応は、大ざっぱにいうと、以下のようになります。
初春=2月 仲春=3月 晩春=4月 三春=2~4月
初夏=5月 仲夏=6月 晩夏=7月 三夏=5~7月
初秋=8月 仲秋=9月 晩秋=10月 三秋=8~10月
新年=いわゆる「お正月」
ただし、若干のズレがあります。たとえば「花」(連句においては「桜」のことです)は、今年は遅かったですが、例年、3月下旬頃に咲きますね。しかし、季語において、「花」は「晩春」なのです。そのほか、個々の季語については、書店の俳句コーナーの「歳時記」や、インターネットの連句や俳句のサイトを参照してください。
今日説明したもの以外に、花を詠み込んだ「花の句」、月を詠み込んだ「月の句」、恋愛に関して詠んだ「恋句」などがありますが、それらに関しては、のちのち流れの中で説明していきます。
☆今日のポイント☆
1 連句の句は「季句」と「雑の句」に分かれる
2 「春」は「初春」「仲春」「晩春」「三春」に分かれる
3 「夏」は「初夏」「仲夏」「晩夏」「三夏」に分かれる
4 「秋」は「初秋」「仲秋」「晩秋」「三秋」に分かれる
5 「冬」は「初冬」「仲冬」「晩冬」「三冬」に分かれる
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