蟻
蟻が運ぶ 軽々と 大気に
差し上げて
蟻は運ぶ 黙々と 大地を
足早に
蟻が運ぶのは ただの糧食ではない
生きるためではなく
生きているという
ことを 高々と 掲げ
背負って いるのは
まぎれもない
命運
まっしぐらの昆虫を
真っ黒い革靴が
運命のように 踏みつぶして
行く
そして つぎの蟻が
つぎの命を
また
運んで行く
(村松定史氏寄稿)
村松定史さんから現代詩をいただきました。定史さんは僕の大学時代のフランス語の先生であり、また僕を連句の世界に誘ってくれた方でもあります。フランスの作家モーパッサンについての著書『モーパッサン』(清水書院)などありますので、ご興味のある方は是非読んでみてください。
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コメント
こんばんわ
この詩すごいですね。
がーん ときました。胸に。
とても素敵です。とても好きです。
素晴らしいと思います。
失礼しました。
投稿 風のしずく | 2005年6月21日 (火) 20:03
ありがとうございます。
定史さんとは来月の草門会でまた会うと思いますので、風のしずくさんの感想を本人に伝えておきますね。
また現代詩を送ってもらわなきゃ。
投稿 Keiten | 2005年6月21日 (火) 22:35